三元大輔

三元 大輔(みつもと だいすけ 男性、1989年8月22日)
車椅子バスケットボールプレイヤー
滋賀県出身
アリゾナ州立大学

 

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プロフィール

16歳の時、ユーイング肉腫の発症により、下肢、腹筋の一部を切除に、長い闘病の末、
癌を克服したが車椅子の生活を送ることになった。
2009年より車椅子バスケを始め、強豪埼玉ライオンズに所属し異例の速さで頭角を現し、翌年の全国ジュニア選抜車椅子バスケットボール大会 優勝。
さらにはBest5プレーヤーにも選ばれる。
2012年には、世界中の若く才能のある選手のみが集まる、イリノイ大学エリートキャンプに招待される。
自身の車椅子バスケットボールプレーヤーとして成長の為に単身で2013年より飛躍を求めアリゾナ州立大学へバスケ留学。
将来が期待される若手選手である。

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三元選手からメッセージ

三元大輔です。
現在はアメリカ、アリゾナの大学に通いながら大学のチームに所属しトレーニング、勉学に励んでいます。
16歳の頃、癌を患ってから歩くことが出来なくなりましたが、今は車椅子バスケットボールを通じて沢山の出会いや経験を得ることが出来ました。
多くの方がまだ車椅子バスケットボールを見たことがないかと思いますが、その迫力に圧倒されるかと思います。
私も初めて試合を観に行ったときは、障害者の方のイメージが強かったのですが、コート上の選手の顔つきは、アスリートでスポーツに障害の垣根はないんだと感じた瞬間でした。

車椅子バスケを通じて、両親、先輩のサポートもあり現在は本場のアメリカでプレーが出来ていることに喜びを感じながら過ごしています。
アメリカでは日本人の友人0で、携帯電話も持たずの生活の生活ですがまあ充実です。
今年は車椅子で横断歩道わたっていると気が付いたらアスファルトの上で倒れて隣を見るとmy車椅子が悲惨な状態になっていたりもしましたが、これも車椅子バスケをしてなかったら出来ないいい経験だと割り切っています。
障害の有無に関わらず輝いているスポーツマンとして観て頂けるよう頑張ります!
海外では冗談半分でチームメイトには『サムライ!!』と言われていますが本物のサムライになれるように努力してきます!

みなさん、日本から応援よろしくお願いします!

 

戦績

2010 全国ジュニア選抜車椅子バスケットボール大会 優勝/BEST5
2011  全国ジュニア選抜車椅子バスケットボール大会 優勝/BEST5
2011  全国車椅子バスケットボール大学選手権 優勝/BEST5
2012  Fazza International Wheelchair basketball Championship U-23日本代表 銅メダル
2012  内閣総理大臣杯争奪 日本車椅子バスケットボール選手権大会 4位
2012  韓国 DAEGU CUP International Invitation 日本代表
2012  全国ジュニア選抜車椅子バスケットボール大会 優勝
2012  全国車椅子バスケットボール大学選手権 3位/BEST5

2015 車椅子バスケットボール全米選手権4位
内閣総理大臣杯争奪 日本車椅子バスケットボール選手権大会 準優勝